今回の脱線事故は想定の範囲外だったですよ。
前の尼崎の脱線事故は正直「起こるべきして起きた」事故だと僕は
思っているのでしたが。
前回の事故の直接の原因はスピードの出し過ぎで確定の赤ランプだと
思うのですが、間接的な要因としては超軽量車体があったと思われます。
車や鉄道、もちろん船も同じパワートレインを積んでいるのなら
本体重量が軽ければ高性能、高燃費なため、
各鉄道会社(特にJR東日本)は従来型の約半分の重量の
新型車両を現在でも続々投入しています。
尼崎の事故で車両がもし鉄仮面113系だったらあそこまで
ふっ飛ばなかったかもしれません。
今回の事故車両は国鉄特急形485系交直流電車。日本全国架線がひいてあれば
基本的にどこでも走れるスグレモノです。
そして基本的に鉄製なためものすごく重いのです。
これがひっくりかえるということはよほどの
突風だったのでしょう。
土手構造も要因となったようですが
はっきりいってあれがひっくり返るなら機関車でもないかぎり
どんな車両でもふっ飛びます。
正直、このような事故を防ぐのはむずかしいと思うのですが・・・・・・・
そこで毎日新聞のこの社説なのですが・・・・・・******引用開始*********
社説:特急転覆 安全管理で浮ついてないか
4月の兵庫・尼崎の悪夢がよみがえった。山形県の羽越線で起きた特急「いなほ」の脱線転覆事故。
先頭車両は今度も線路脇の建物に激突し、車体を「く」の字形に曲げていた。
(ry
尼崎の事故後、鉄道事業者は安全対策に万全を期していたはずだが、
年も変わらぬうちに再発させるとは利用者への背信行為だ。
取り組みの姿勢や関係者の意識を疑わずにはいられない。
強い横風が原因、とみられている。運転士も「突風で車体がふわっと浮いた」と話しているという。
雪国では冬の嵐に見舞われ、台風並みの強い風が吹き荒れることが珍しくない。
その風にあおられたらしい。現場付近の風速は毎秒約20メートルで
減速規制するほどでなかったというが、平時と同じ時速約100キロで
最上川の橋梁(きょうりょう)を渡ったことに問題はなかったか。
突風とは言いながら、風の息づかいを感じていれば、事前に気配があったはずだ。
暴風雪警報下、日本海沿いに走るのだから、運行には慎重であってほしかった。
風速25メートルで速度規制、30メートルで運転中止--というマニュアルに違反していない、
との説明にも納得しがたいものがある。設置場所が限られた風速計に頼っているだけでは、
危険を察知できはしない。五感を鋭敏にして安全を確認するのが、プロの鉄道マンらの仕事というものだ。
しかも86年の山陰線余部鉄橋事故などを引き合いにするまでもなく、
強風時の橋梁が危ないことは鉄道関係者の常識だ。ましてや「いなほ」は秋田県の雄物川では
風速25メートル以上だからと徐行したという。現場では計測値が5メートル低いと安心していたのなら、
しゃくし定規な話ではないか。
(ry
惨事を繰り返しても、関係者の安全意識が高まらないことが歯がゆくてならない。
(ry
この際、公共交通のすべてについて、安全対策を総点検すべきである。
毎日新聞 2005年12月27日 東京朝刊
******引用終了*********
>風の息づかいを感じていれば、事前に気配があったはずだ。
>
風の息づかいを感じていれば>
風の息づかいを感じていれば>
風の息づかいを感じていれば無茶いうな!っていうかそれを感じられるものは「突風」といわないような気が・・・・・・・
♪雲間から光がさせば~
(パララッパッパッパパーパーパッパパー)♪体こと宙に浮かぶの~
(バララーパララーパパダラダダダン ダカダカダカ)
最近のコメント